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──人間なんてちっぽけな存在、人間同士が醜く争うなんて馬鹿馬鹿しいと思わないかな?──    ※ブログ記事の内容に対して、及びリンク連絡以外のコメントはお控え下さい。関係無い内容のコメントに関しては此方から削除させて頂きます。
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お久しぶりです、ガーリィです。
専らガーベリオンの方で呼ばれることも多いんですが、此処では元のままの口調で。
最早誰が見ているの状態ですが、殆どメモのような気持ちで書いていきます。



昨年は11月に着ぐるみデビューを決めてきました。Kemocon7で。
知っている方は知っていると思いますが、そのときのダンスの動画がYoutubeに上がっています。
自分はダンス撮影そのものに参加した訳ではないですが、朝のラジオ体操のときの映像が含まれていたので其処にちゃっかり映り込んでいます。
検索すれば出てくると思います。此処では貼りませんが。

着ぐるみ製作自体は始めてから丁度1年(Kemocon6で作ることを決心したので)。
ヘッドの原型は最初の数カ月で出来ていましたが何故かギリギリに。
纏まって集中するタイミングが来なかったので残り2週間で一気に作りました。
「ギリギリじゃないと僕駄目なんだよ」症候群は早めに直さないとなーとは思っています。
製作過程は追々日記に纏めるかもしれません。写真は大体撮りためてあるので。



で、参加してみて思ったことなんですが。

「着ぐるみ製作は、製作が終わればゴール、ではない」

アクターの先輩方には「お前甘い!」と言われてしまうかもしれません。
でも着ぐるみって自作すると結構な労力が必要なんですよね。
だから完成するともうそれだけで燃え尽きてしまう。こんな方もよく周りで見かけます。
ぶっちゃけ「完成させること」が目的ならそれで構わないんですが。

それでは終わらないんですよね、実際。
「自分が着ぐるみを作った目的は何だったか?」
実際にイベントに出て、その命題に改めて気付かされます。

「自分の仔を三次元に出現させたい!」
「イベントに参加してチヤホヤされたい!」
「着ぐハグで皆で幸せになりたい!」
……などなど。

色々な目的がありますよね。
自分の場合は「三次元に降臨させたい!」でした。
だから作れただけでも満足……だった筈なんです。
でもイベントに参加して、自分の「不具合」に次々と気付きました。

「もっと此処をこうすれば良かったな」「こんな方法もあったんだ」という製作面の「不具合」。
「どうしてもっと”らしい”動きが出来なかったんだろう」「これにも参加すれば良かった」という出演面での「不具合」。
更には「もっと動ける身体にならなきゃな」という自分の健康面での「不具合」。

「改善したい、もっと楽しみたい!」部分が沢山見えてきました。
正直こんなに出てくると思いませんでした。次から次から湧いてきます。

その中で、改めて考えたんです。「自分にとっての着ぐるみ製作って何だったんだろう」と。

そうして出た答えは、
「三次元に”存在”を降臨させること」でした。

そりゃー当たり前だろ、何を今さら、と思われるかもしれません。
でも製作しているときはそんなところまで考える余裕はありませんでした。
何せ型にはまった作り方もしていませんから。最初から手探りの連続です。

でももう、(一応ながら)完成させた今ならハッキリと見ることが出来ます。
製作を(一応ながら)終えて、イベントに参加して、ようやく次のスタートラインに立てたんだな、そう思いました。

色々手直ししたい箇所もありますし、学ばないといけないことも沢山あります。
動けないと駄目なんだなーと思い、最近は少しダンスの練習も始めています。
(昔は動けたんだけどなー、100mだって14秒台で走れたし、なんて昔に浸るのも止めます)


其処で、何故ブログタイトルをこんな言葉にしたか、なんですが。

着ぐるみ製作をやっていると周りで
「どうせ自分なんて見向きもされないんだ!」
という声を時々聞くんです。
アクターとして参加していくとこういった欲求は出てきます。

確かに改善することは大切です。
でも何故か自分まで否定された気になっていることが多くて。

長年ファンとして見てきた経験から言うと、単に「作り」の問題が大きい気がするんです。
「作り」が自分で納得できていない。
それなのに他人を満足させることは難しいんじゃないかと思います。

「作り」が自分で納得できる出来になると、不思議ですが、経験と共にアクターとしても同時に成長していきます。
「場がヒトを育てる」と言いますが、まさにそれ。
「作り」が満足出来る出来になると、その分参加者との交流も増えます。
交流が増えると、アクターとしての経験も増えます。
相乗効果なんですよね、こうやって急成長していったアクターさんを何人も見てきました。

だからまず「作り」を自分で満足出来るところまでトライしてみることは大切だと思います。
その為にも、他の方に感想を聞いて貰うと良いかもしれません。
自分から見て満足でも、実はもっと良く見える方法があるときもありますからね。



さて、本日は此処まで。



本当の意味で”降臨”させたいから。
頑張ります。

暫くの間は、これが人生の目標になると思います。

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プロフィール
HN:
餅 雅李音(ガーリィ)
年齢:
34
HP:
性別:
男性
誕生日:
1989/06/07
職業:
大学院生
趣味:
ポケモン、恐竜、将棋、麻雀、      絵描き、小説書き             (※創作全般に興味あり)
自己紹介:
ひたすら Going my way な道産子で関東圏の古生物専攻大学院生。
日本で数少ない地学系統に入る為に1年を平気で棒に振るようなお馬鹿さん。
将来の夢は古生物学者兼小説家。
平凡な人生を嫌う、My pace な駄犬。最近ドラゴン。
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